2011年10月22日土曜日

時代を/Q健康/僕は、そして僕たちは

あまりの忙しさに、ブログさぼりまくり。
落ち着いたわけではないのですが
ゆったりOTTAVA を聞きながら
コーヒー入れて、ロキソニン飲んだとこ。
日が射してきました。
さー、今日と明日はがっつり籠って原稿書きます。
ビスコも元気です。


















 (生きてるよ)



ウォーミングアップに
この間に読んだ本をまとめておこうっと。


















あの!高城剛さんの最新刊「時代を生きる力」
テレビでしか彼のことを知らない人は、
怪訝な顔をしちゃうかもしれませんが、
とっても論理的で、明るくて、でも無駄に盲目的ではなくて
ほんとうに面白い人で、そんな本。
ちょっと前にパネルディスカッションで話を聞いて
日本人を客観的に捉える知識と感覚に
興味が出てすぐに本を読みました。

中身は71の質問に対する、答えの形式。
例えばこんな塩梅
Q19 日本式システムが抱える問題からなんとか脱却するための第一歩は何?
Q43 国もだめ、地方自治体もだめとなった場合、“個人”としてできることは?
Q45 自身が発電をしている中で感じる問題点はなんですか?
ぜひ偏見を持たずに読んでみてほしいなぁ。

こんなに面白い人を、あんな風にしか取り上げられないテレビや週刊誌って
本当にもったいないことをしていると思う。

と思う一方で、
高城さんのおもしろさのようなものは
テレビにのってしまうと、トンデモ人のように映ってしまうのかも。と思うのも事実。
たぶん、この本に登場するような人たちも。


















よしもとばなな「Q 健康って?」
チネイザン・セラピー、ホメオパス、セラピスト、ロルファー。
いろんな体や心を考える専門家の人々と、よしもとばななさんの対談です。
むかしはヨガも怪しい雰囲気で見られていたし、
心と体をこういう風につなげて、
ぜーんぶで健康とか健全について考えることがタブー視されたり
宗教に直結されて敬遠されたりしていたようにも思うのですが
これが受け入れられ、みんなが興味をもっているということに
いまを感じます。
ただ、これもテレビにはなじまないね。まぁ別にいいけど。
こう考えると、なんと本というメディアの奥深いこと!




















梨木香歩「僕は、そして僕たちはどう生きるか
実は、震災直後から、わたしは太平洋戦争関係の本をいろいろ読んでいました。
当時日本人はどのような気持ちや状況で、戦争に参加していったのか?
戦争が善だと思っていたのか?当然だと思っていたのか?
勝てると思っていたのか?それともしぶしぶ?巻き込まれた?
意識してはいなかったのですが
地震の直後の、そして原発に対するいろんな態度に
「ひょっとして戦争の時って、こんな感じだったのかな?
(よくも悪くも)日本人の根幹ってやっぱり変わってないんじゃないのかな?」
と、強く感じていたようです。

そして、この本。
集団のもつ無言のうちの力に、初めて気づく少年コペル君。
「自分はそんな力とは無縁だ。むしろ巻き込まれない強さをもっている」
と思っていたことが、瓦解する瞬間。
お天気も、景色も、外見も、なにも変わらないのに、
体の中が激変する瞬間が、確かにある。
そしてこの「全体主義的ななにか」について、
梨木香歩が連載をしていたのが2007年~2009年だったことに驚き。
わたしはこのことを震災のあとに考えたなぁ、と。
いま読むと感じることがたくさんある本だと思います。

主人公がコペル君ということから、
かの名作吉野源三郎「君たちはどう生きるか」へのオマージュなんでしょうね。
まだ読んだことないから、読んでみようと思っています。

さー、原稿書くぞー。

2011年10月20日木曜日

忙しい時は野菜をとらねば。

毎日、すさまじい忙しさ(ブログも全然更新してない)。
いろんなものに追われ、化粧を落とさず寝てしまう日々。
(ま)は、自転車通勤する元気も失い、さいきん電車やタクシーにお世話になっています。



そんなんじゃ、肌が荒れる・・・。
粉も吹き始めた・・・。
野菜でビタミンやミネラルを注入しないと。

ということで、有機野菜や無添加の食材を扱うオーガニックネットスーパー「オイシックス」
でおいしい野菜を宅配してもらうことになりました。

こんなロゴです。

じゃーん。

こないだ届いたのは、にんじん、じゃがいも、エリンギ、なめこ、鍋用とうふ、大根、パプリカ、ちんげんさい、大葉、かま揚げしらす、鶏肉、バナナなどなど。

これを(よ)と半分こします。


オイシックスの野菜や食材は本当に新鮮!
最初に頼んだ時、野菜それぞれの甘さ、食感に感動しました。

料理が上手でなくても、素材がウマいので、良いんです。


できるかぎり、手づくりのごはんを食べるようにしたいものです。






2011年10月5日水曜日

藤代冥砂スライドショー「福島」1















(よ)です

昨日、北九州で
写真家であり小説家(大ファン!)の藤代冥砂さんが
7月にひとりで福島を巡って撮った
写真のスライドショーが行われました

6日にわたって撮られたという写真。
撮影時の背景や、エピソードを聞く。
扇動する言葉を使わず、ゆっくりと語られる声と
それに似た写真に、ぐいぐい引き込まれた。

何百枚もの写真の中には
もちろん津波の被害のありさまもありました
いわゆる「メジャーな被災地」となったすっかり耳に馴染んだ土地以外に
まったく知られていない多くの被災地があること。

そして最も印象に残ったのは
普通の日本の風景でした。
普通の山や、川や、学校。
けれどそこは高い放射線量が観測されているという事実。
わたしが以前住んだことのあるつくば市の近くも
高い放射線量が検出されています。

目に見えないことは、ないことにしてしまう、人間の生理。
昨日から、ずーっと考えています。

このスライドショー、きょうは熊本の長崎書店で行われます。
18時開場、19時開始。
熊本のみなさんは、ぜひ足を運んでくださいね。
それ以降の予定も、こちらのオフィシャルサイトのニュースから見れます。

2011年10月3日月曜日

釜山へ行ってきました

(よ)です

先週末、(ま)とともに、仕事で初!釜山にいきました
「釜山の市役所に2時ね!」
と軽い打合せのもと出発。
「市役所って、韓国語でなんてゆうとやろか?」から始まった
珍道中でした
(正解は市庁。シチョンと読みます)

仕事は無事、1日目で終了。
後学のために一泊して、釜山の観光にでかけました
以下、感じたこと。

●みんな親切でフレンドリー
困ってたら声をかけてくれるし、目的地まで連れて行ってくれたりも。
年配の人も、若い人も、日本語を話せる人がとても多い。

●未来都市みたいなすっごいところができてる
センタムシティというエリアには、
ギネスで世界一大きなデパートと認定された新世界デパートや
超超高層のきらきらした住宅や、でっかいコンベンションセンターなどが
どんどんできてる。釜山国際映画祭も、10月から行われるようでした














●地下鉄のりやすい
1~4号線まで路線があるのですが
日本語表記やユニバーサルな表記がきちんとされてて、
初めてでも混乱なく乗れる。

●昔ながらのエリアも楽しい
国際市場など、昔ながらのアジアらしい景色も健在。
屋台のトッポギもおいしかった!



















●みんな痩せてる!キレイ!
日本も韓国もそうですが、アジアの女の子って美に対する探求心がすごい!
韓国ではコスメや美容整形などが本当にさかんのよう。
道行く女の子も、かわいい子がいっぱいです
男子も、いわゆる韓流のアイドル的な人がたくさんでした。

●マッサージレベル高し
スポーツマッサージというものに行きましたが
日本の流行りの安価なマッサージ屋さんに、ぜひ勉強に行って欲しい
と思ったほどのクオリティ。
いま円が強いので、5000円くらいで2時間みっちり
すばらしい腕前でした

ほんのちょっとしか滞在できませんでしたが
いま韓国が人気の理由がちょっと垣間見えた旅でした。
福岡に来ている観光客にも、もっと親切にしなければ!と思いました