2011年8月1日月曜日

胸が痛む。「3月のライオン」

(よ)です。

中学の時、マンガを大量に読んだ時期がありました。
なぜなら、マンガ好きな友だちがいたから。
彼女を道しるべに、自分では手に取らなかったようなマンガにも耽溺。
あの頃のわたしは、完全にオタクでした。
楽しかったなぁ、オタク。

いまはそんな友人もいないので
面白いマンガを探すのも大変です。
最近読んでいいなぁと思うのが「3月のライオン」。















将棋しか取り柄のない主人公が、
将棋を通じていろいろな人間関係をやり直していく物語。
最新刊の6巻では、主人公の心の支えである三姉妹の一人、
中学生の女の子が、学校で次第にいじめに巻き込まれていく様が描かれます。
「こういう空気、あった!」という雰囲気が
まるごと表現されます。

このマンガのすごいなぁと思うところは、
振り返ると「うわー」っと恥ずかしくなる、
誰もが葬り去ってしまいたい感情を
直視してキチンと描くところ。
みんな覚えのある感情を、あえて。

わたしが気に入っているのは
主人公が勝ちを焦るあまり
年上のジミな、本当はずっと格上の対戦相手の力量を、見誤って振舞ってしまうところ。
ある瞬間に「ハッ!」と自分の能力のなさを自覚し
心の中で恥ずかしさのあまりじたばたします。
経験が浅い頃って、本当にそういう恥ずかしいことがいっぱいあったなぁ。
そしてこれからもたくさんそういうことがあるんだろうなぁ。















出てくる人間の性質がみんないいのも、ステキなんです。

4 件のコメント:

  1. チュンたろう2011年8月4日 11:45

    今深夜に 荒川アンダーザブリッジ というドラマがあってる。もともとはマンガらしい。

    マンガは見たことないけど、ドラマ超強烈(  ̄▽ ̄)

    おすすめ(・。・。)

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  2. いま公式HP見たら、超おもしろそうだね。山田孝之の星、すごい…。

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  3. チュンたろう2011年8月4日 14:53

    小栗旬はカッパだよ(・┰・)

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